つり橋の恋愛学とは?
恋愛においてとても重要な心理学。それがつり橋の恋愛学です。
◆実験内容◆
ダットン・アロン(1974)は(その道では)有名な「つり橋の実験」を行い、人が感じる心臓の鼓動の「ドキドキ」に関する理論を打ち立てました。
被験者(実験を受ける人)の男性は100m以上の高さのある つり橋 の上を歩いて渡るように指示。
そうして橋を渡っている最中(もしくは、渡り終えてから10分以上経過した後)に、
反対側から魅力的な女性の実験者が近づき、
「すいませんが、心理学の簡単な実験に協力していただけますか?」
と声を掛けました。
そして被験者に「TATテスト」を実施してもらいました。
(絵を見て物語を創るテストで、今回は性的興奮度を測定)
その後、女性は男性に
「実験結果を詳しく知りたいときには、この電話番号に連絡してください」
と言い、その場から離れました。
橋の上でTATテストを受けた男性たちの結果と、
橋を渡り終えて10分以上経過してからTATテストを受けた男性たちの結果を比較、分析しました。
また、女性に後日電話をした比率も両方の条件で比較しました。
その分析の結果、TATテストにおいては、
橋の上で回答した男性のほうが、渡り終えた男性たちにくらべ、“性的に興奮している”とでました。
また、実際に女性に電話をした人の数も橋の上で回答した男性のほうが多くなりました。
◆実験内容終わり◆
この実験から分かることとは、
人というのは、つり橋による「恐怖」のドキドキ と 「恋愛」のドキドキ を混同してしまうということ。
被験者の男性たちは、橋を渡り終えて10分以上経過しているときに出会った異性よりも、
橋の上で心臓がドキドキしているときに出会った異性のほうに、
より強い“興味、魅力”を感じているのです。
※この現象を「情動二要因理論」と呼びます。
これは恐怖心だけではなく、TVや映画でのドキドキ、
何が出るかわからないワクワクも、スポーツによる心臓のドキドキも
心理的に強い影響を与えることが分かっています。
つまり、恋愛で重要なのは、ドキドキ感をどう演出するか?ということなんですよね。
この理論を知ってるあなたが、これから選ぶべき行動はおわかりですよね。
例えば、
ジェットコースターでドキドキ。お化け屋敷でドキドキ。
スポーツでドキドキ、どんな展開になるのかワクワクするドキドキ を
上手く使うことです。
見合いパーティーでもこれは同じです。
見合いパーティーでは、職場のように長時間、毎日顔を合わすことができません。
出会った時のインスピレーヨンを大切にし、交際へのためらう気持ち を一気に結びつける為のワクワク、ドキドキする司会進行や企画がとても重要になります。
